読者からの質問回答編 ~「みん就」ってどんくらいアテになるの?~

さて、この記事では読者から質問のあった事項を独自に調査して紹介する項目だ。いや、ありがたいねぇ~。最初の1回目は、ずばり「みん就」についてだ。

 

以下にその質問文をまず紹介しよう。(質問者様からの許可を得ています)

 

はじめまして。なんだか就職活動のサイトらしくない内容なのでつい見ちゃいました。大人があんまり言わないホンネっぽい?ことが書かれてるので、新鮮な気分で読んでます。そこで質問なんですが、みん就ってあるじゃないですか。あれってどれくらい信用できるもんなんですか?もし何か知ってたら教えてくれると嬉しいです。

 

なるほど、では御質問にあった「みん就」ついて見ていこうか。私もかつて利用したことがあるぞ?どうでもいい情報も多いが、極めて役にたつ情報が眠っている時もある。


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みん就とは何か? ~楽天が運営している就活口コミサイト~

https://www.nikki.ne.jp/

では、みん就とは何か、まず簡単にみていこうか。簡単に言えば楽天が運営している就職活動の口コミサイトだ。

 

2ちゃんほど自由やテキトーではないが、まぁそこはインターネット上の口コミサイト。基本的には半信半疑程度で利用するくらいでいい。

 

ただ他の口コミサイトと違ってある程度だが、情報の信ぴょう性は高い傾向にある。というのも、次のような特徴があるからだ。

 

  • 企業毎に分かれて口コミを書けるようになっている
  • さらに卒業年も分かれている
  • インターン、選考・面接、志望動機といった欲しいネタも細分化されている

 

こんな感じでコメントを投稿する部分が細分化されている。そのために、そのテーマにきちんと合わせて情報を提供してる人が多いので、その意味では参考になるんだ。

 

まぁ不特定多数の人が書いているのでツイッターとかそういう感じのSNSで見る程度の内容も多いけどな。誰がうざかったとか。来週1次面接受けるから要点教えて、とかどうでもいい内容も多い。いや、後ろはどうでもよくはないか。

 

しかし少なくとも気休め程度になることは間違いない。それに中には気休めじゃなくて、情報的にもビンゴな内容が手に入ることもある。

 

例えば試験ではSPIでこんな問題が出た、とか。面接で一番最初に○○を尋ねられた、とかである。具体的な内容が記載されていることは結構な頻度であるので、チラッっと見てみて「ふーん」という程度で利用する分には、有益だと思っている。





私の場合はこうだった ~実際に私が「みん就」を利用した時は…~

 

 

これだけだと具体性に欠けるので私が学生の時に実際に参考にしたページを紹介しよう。私が勤めていたのは某ブラック企業と述べていたが…まぁそれはおいておこう。そのページがこちらだ。(年齢もバレるかもしれんが、まぁ気にする人はいないだろう?)

 

https://www.nikki.ne.jp/naitei/7627/2010/129490/?select_year=all

 

例えばこのページの内容だが、ほぼ8割は正解だ。例えば「飲食でアルバイト中の人はさりげなく爪の長さと手の洗剤荒れをチェックされます。」とあるが、これも正解。当時私はスーパーマーケットの鮮魚部でバイトをしていたが、見事にチェックされた。

 

なので、質問の内容は面接の雰囲気もこの企業の別の人の参考情報を当時はよく見ていた。(どうやらそのページは今は削除されたのか、存在しなかったがな)

 

実際、大して真面目に準備とかに取り組んでいなかった私としては、結構ありがたい情報源だったことを覚えている。正確性は不明だが、一応付追体験できるわけだしな。





「みん就」で注意が必要な2つのポイントとは

「みん就」はこんな感じで便利なサイトではある。しかし注意すべきポイントが2つある。それは、これだ。

 

  • 採用担当者もチェックしていることが多い
  • 情報をヘンに漏らすと、内定取り消しになる可能性がある

まぁある意味当たり前と言えば当たり前なのだが、一応解説しておこう。

 

採用担当者もチェックしている、とは?

 

採用担当者もこういう口コミ系のサイトには目を光らせていることも多い。採用情報が漏れていると、その企業が採用したい学生の情報が手に入らないことも多いからだ。

 

まぁ平たく言えば、面接で事前に質問される内容を知っている学生と、知らない学生じゃ知っている学生のほうが上手に答えられるよな。(それでも上手に答えられないヤツは、俺の記事読め(笑))

 

…現実には、こ~いうところも情報収集戦の面もあるので一概に悪いとは言えないが、まぁこういうサイトに掲載された情報を完全にアテにできるわけじゃないのは、採用担当者も記載された内容を確認しているからだ。

 

採用担当者がチェックしてるってことは、それをまんまと完璧に信じ込んできた人を落とすような質問が加えられているかもしれない、っていう面を忘れないでくれ。

 

「情報をヘンに漏らすと、内定取り消しになる可能性がある」とは?

 

むしろこっちのほうが厄介だ。せっかくゲットした内定取り消しになる可能性がある分な。この問題は、「みん就」を見てる分には問題ない。書き込む場合に問題になる時があるんだ。

 

今、この瞬間にも恐らく誰かがどこかの企業の情報について書いているだろう。んで、それを読んでいる誰かがいるだろう。

 

この書いている部分だが、この内容によっては企業の採用担当者からの怒りを買って内定を取り消しになる場合がある。

 

例えば余りにも詳細な情報(面接、筆記試験、ES、などが代表的だがこれ以外もある)や、配布された応募用紙などの内容をこういったサイトに漏らしたり、ツイッターやフェイスブックに掲載するのは基本的にリスクが高いのでやめたほうがいい。

 

採用担当者は、基本的にリスクを感じる人物を落とす方向性で動いている。何がリスクなのか。それは情報漏洩という意味が大半だ。

 

あなたが、上記のような情報をよかれと思って書きこんだのはいいが、これを採用担当者は「何でも軽々しく書きこみやがって」とか「常識のないヤツだ」とか思うかもしれない。

 

つまり、その企業にダメージを与える「かもしれない」人は、採用したくないのだ。

 

このため内定が決まった後であっても…というか、通常は最終面接の前段階あたりでその人と思われるSNS関係は基本的に見られている。まぁこの点は把握している人も多いだろう。だからこそ就職活アカウントやフェイスブックなどを別に所持している人も多い。

 

昨今は、バカッターに代表されるように社員のどうでもいいプライベートな内容1つで、謝罪に追い込まれることも多い。謝罪だけならまだマシで、売り上げダウンなどの実害が発生するパターンが少なくない。

 

この辺りのリスク管理は、採用担当者が最も気をつけている部分でもあるので、注意が必要だ。

 

というわけで、基本的に「みん就」はその名前通りみんなに見られているもの、ってことを忘れないようにすることが大切だ。





~読者からの質問回答編 「みん就」ってどんくらいアテになるの?~のまとめ

 

「みん就」は、コメントの投稿項目が細かいので必要な情報を収集しやすいのが特徴だ。面接や筆記試験、ESといった具合にな。ただ、ヘタなことすると内定取り消しとか、面倒なことに巻き込まれることもあるので注意しよう。

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