ブラック企業で死にかけた俺の自己紹介 ~その1~

ではまず、こんなサイトを作る境地に至った俺の自己紹介から始めよう。

いろんな意味で、今は平和。しかし、平和を手にするまでに苦労したことには自信・・・いや自信じゃないけどな。まぁまぁ経験してきたさ。

 

今は30歳。米軍基地内で仕事やってる普通のさらりぃまんだ。普通のな。

 

まぁ民間企業でもないし、かといって公的機関でもないっていうビミョーな立ち位置ではあるがな。

 

・・・・・・・・・そこ、それでおしまいかよ!?とか思ったんじゃないかな。いやもちろんこれは結論にすぎない。今現在はようやくゆっくりとできてるけど、そこまでが厳しかった。





 大卒で入った企業は誰もが知っているブラック企業

(ブラック企業には多数のブラック人材が・・・?)

まずこれだ。企業名は明かさないが、色々と最初っから問題があるにも関わらずはいっちまった企業だ。某飲食店で強盗が好んで入った企業のチェーン店、とでも言っておけば多分わかると思う。

 

ただし研修としては、グループ系列店の新卒全員が合同で400名程度参加して行うものだった。なので当然そのメンツは、す○家集団、なか○集団、ハナヤ○ヘイ集団などがいた。俺が所属していたのは、2番目の集団である。

 

新卒として入社した訳なんだが、まずイカれた研修を受けることになった。簡単に書いておこう

  • 初日からいきなりランニング。朝10時に鴨川について20時まで座学
  • 翌朝から6時起きのランニング、19時までマナー研修(その後自主勉強会(という名前の強制暗記作業)で寝れるのは夜12時以降)
  • 毎日大声で発声、というか絶叫

 

そもそも1週間の研修を「ブート・キャンプ」と言っている以上、そりゃぁ軍隊的なものになるよな。ブートキャンプってのはもともと、米軍の新兵の訓練のことだからさ。詳しくは先生に任せる。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97

 

こんな感じで絶えず罵声を浴びせられ続けて、毎日「○○憲章」なる独自用語を覚えさせられ小テストを受けさせられ(しかもお店の営業では絶対使わないのにだ)、疲弊していくわけだな。

 

しかも、意図的に疲れさせるような内容になってるので、実はほとんどやってること自体に意味はない。

 

まぁマナー研修とかは意味があると言えばあるので全くの無駄でもないが、例えば「お店で改善すべきところはどこか?」みたいのがあった。

 

んなもん、新卒でお店の勤務1ヶ月で思いつくような内容だったら、とっくに改善されてるにきまってるじゃん!という気分だった。

 

実際、絞り切った雑巾からさらに水を出すために絞ってるようなもんで、ハナから結果など期待されてはいないことが、なんとなくわかっていたからである。

 

しかも、この作業。これをやった時は何と朝の5時まで行った。他のお店の集団が1時ぐらいで切り上げているのに、わがなか○集団は5時までやった。その後1時間だけ寝て、6時からマラソンである。

 

今だから思うのだが、なか○集団は参加している全体の人数が少なかった。なので存在感みせようと、意味もないのに長時間やってアピールしたかったのだと思われる。それに付き合わされたのだ。俺たちは。

 

まぁこんな感じで、無駄だと感覚的に体感している内容を延々と続けていくとどうなるか。

 

従順なロボットになっていく。上の言うことに特に考えることなく従うようになっていく。まぁ考えることを辞めるってのが正解だな。

 

こういう形で、半分洗脳に近い形で教育されていった。だから、当時の俺は20時間連続勤務とか結構平気だった。若いってのもあったけどな。だけど、明確な弊害も出てくる・・・・・・

 

次回:ワケもわからず号泣!?